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<作品について> 「春のファンタジー」クレール・アステックス 作(F20号 油絵) 保管箱 黄袋 外装 80cm×93cm ※販売価格は「美術年鑑」号数評価額から算出した価格の40%OFFです。
洗練されたパリジェンヌを優美なパステルトーンの色彩で描くクレール・アステックス。
1953年パリ出身の画伯は、家族全員が一流の芸術家という恵まれた環境で育ち、幼い頃から絵画を描き、15歳にしてカレー文化センターに出品しました。
その後は数年間に渡って、各地の文化センターや大学から招待出品を受け、1977年に初個展を開催するとフランスのメデアから絶賛されました。
1978年にパリの美術大学に入学しましたが「ここで学ぶべきことはない」と考え2年足らずで退学し、子供のためのアトリエを設立し、独学で現在のスタイルを確立しました。
以降は、多くの展覧会に出品、パリやオスロなどヨーロッパ主要都市で開催した個展で評判を博し、日本でも1986年に「暮らしの手帖」の表紙を飾ったことで一躍注目を集めました。
1988年からは連続してプランタン銀座で来日記念展を開催し、その甘美な作風からマリー・ローランサンの再来として期待されています。
春のファンタジー 女流画家クレール・アステックスならではの淡く柔らかなパステルトーンが、優美なムードを漂わせ、幻想的な青い色彩によってモデルたちの神秘的な要素が引き出され、画家のセンシティブな感性が色濃く反映されています。
素肌を透かすオーガンジーのグリーンの衣装が浮遊感を与え、二人の姿を異界に住まう妖精の如く捉えています。
そして、象徴的なイコンを思わせる仮面のような表情が、普遍的な優しさと神聖さを与え、見るたびに心を優しく潤してくれます。
また、微妙な起伏のあるマチエルが表情豊で、実物は画像よりも遥かに素晴らしい作品です。
「暮らしの手帖」の表紙絵を連載し、日本で多くのファンに愛されているフランスの巨匠の魅力を、版画では味わえない一点物の油彩画で心行くまでご鑑賞ください。
<作者紹介> CIaire ASTAIX(クレール・アステックス) 1953年 フランス・パリ出身 1968年 カレー(仏)文化センターに初出品 以後各地の文化センター、大学から出品の要請依頼 1997年 初個展開催(パリ/オーヴェーニュギャラリー)サロンド・オーヴェーニュ出品 1978年 パリ美術大学(ボザール)入学 メゾン・デ・ザール出品 パレ・ド・ヨーロッパ出品 1980年 個展開催(クレモン・フェラン美術館、ハンチュール・フレッシュ・ギャラリー) パリ美術大学ボザールを自主退学 1981年 パリに子供のためのアトリエを設立1985年初来日、個展開催(銀座ワシントン・アート) 1986年 雑誌「暮らしの手帖」の表紙絵担当 1988年 個展開催(プランタン銀座、以降多数開催) 1992年 来日記念新作油彩画展・水彩画展(プランタン銀座) 2002年 個展開催「暮らしの手帖」100号記念(東京大丸)